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地球温暖化に対応し、脱炭素社会を目指して

「地球温暖化に対応し、脱炭素社会を目指して」冊子発行にあたって

地球は現在の100年間で最も暖かくなっています。この地球規模で気温や海水温が 上昇し氷河や氷床が縮小する現象、すなわち地球温暖化は、平均的な気温の上昇 のみならず、異常高温(熱波)や豪雨・干ばつの増加などのさまざまな気候の変化 をと伴っています。地球温暖化を起因とする気候変動によって世界各地に被害が 生じていますが、20世紀半ば以降の温暖化は、人為起源の二酸化炭素などの 温室効果ガスが主な原因として9割を超えると考えられ、過去の現象より急激に 起こっているとされ問題となっています。その影響は、啓蟄の生物活動の変化や、 水資源や農作物への影響など、自然生態系や人間社会にすでに現れています。 将来、地球の気温はさらに上昇すると予想され、水、生態系、食糧、沿岸域、 健康などでより深刻な影響が生じると考えられています。 世界全体から排出される温室効果ガスのうち、約80%を占めているのはCO2です。 世界各国はパリ協定によって、共同でこの問題に取り組もうとして、2050年を 目標に、温室効果ガスの排出ゼロを目指しています。よって今回は脱炭素社会の 実現へ、以下の諸問題について考察してみました。是非ご一読の上、ご意見を賜りますようお願いいたします。

2022年10月
小笠原攻

目次

第1章 地震と津波の発生の要因と被害(PDF:784KB) (担当 小林 光義)
第2章 地球温暖化とエネルギー資源(PDF:1,453KB) (担当 野村 建吉)
第3章 高齢者の省エネルギー問題(PDF:811KB) (担当 故 作田 久尚)
第4章 循環型資源の活用とSDGSの関係性(PDF:1,282KB) (担当 小笠原 攻)
第5章 エネルギーを消費しない夏の暑さ・冬の寒さ対策(PDF:2,535KB) (担当 小室 武人)
第6章 地球温暖化と毎日の食生活・・・一人ひとりが出来ること
                          (PDF:1,104KB)
(担当 田中 理夫)
  • 地球温暖化に対応し、脱炭素社会を目指して
  • 自然災害日本 いかに向き合うか?
  • 超高齢社会の暮らしと環境
  • 少子化・高齢化社会における住まいと環境
  • 歩いて楽しい街づくり
  • エコの住まい
  • のったり通信